・万が一のために生命保険に入ろう
・病気が心配だから医療保険を検討しよう
・将来のために個人年金保険に加入しよう
など、
まじめな方ほど保険に加入している、
もしくは検討するかもしれません。
そこで今回は
「付加保険料」をキーワードにして
保険に加入するデメリット
という観点で記事を書こうと思います。
(保険のメリットについては
テレビCMや雑誌などの広告で
さんざん聞かされると思うので、
私はその逆をいきますね。)
さて、保険会社の収益をかんたんに言うと
保険料
(契約者が保険会社へ支払うお金)と
保険金
(死亡や入院で手術で受取人に支払うお金)の
差額から、
保険会社の経費(手数料)
を引いて残った分になります。
経費というのは、
・人件費
・店舗費
・光熱費
・その他経費
などのことですね。
保険会社は、
・保険は支え合い
・相互扶助の精神
・一人はみんなのためにみんなは一人のために
など、なんとも美しいことを言いますが、
支え合いのあいだに立つことで
ガッツリ儲けているわけです(^-^;
保険会社や商品にもよりますが、
ライフネット生命のHPを参考に計算したところ
保険料の約25~63%は付加保険料
であると計算ができそうです。
分かりやすく小さな規模で考えてみると、
分かりやすいと思います。
10人の村人がが1人1万円ずつ保険料を払って
みんなで寄せ集めた10万円。
その月に誰か一人に万が一があった場合、
みんなが払った保険料の合計10万円を
丸々その遺族に支払うわけではないのです。
先ほどのように
付加保険料が25~63%で考えた場合、
遺族が受け取れる保険金は、
37,000~75,000円となるわけですね。
(保険会社が25,000~63,000円を受け取る)
つまり、
保険に入れば入るほど
保険会社の取り分が生まれるので、
もし加入するにしても必要最低限に
とどめるのが賢いと私は考えています。
さて、この付加保険料ですが、
長年の間、
保険会社が非公開にしてきた情報でして、
2008年11月21日、業界初ライフネット生命が
保険料の原価を全面開示に踏み切りました。
これにより保険業界にとってはかなりの
衝撃が走ったのではないでしょうか?
「おいおい!業界の情報を勝手に
公開すんじゃねぇよ!汗」って。
その一方で、私たち消費者にとって
価格競争が始まるのは嬉しいことですね。
ではここから、
より本質的なテーマ
で、お話してみようと思います。
今回は
ここまで付加保険料をテーマに
お伝えしましたが、
問題の核心はそこではないのです。
私が問題視しているのは
私たちは自分のモノの見方が固定したままで
・相手の言うことを聞いてしまう
・メディアの情報をうのみにする
・ろくに調べもしない
・相手が話している内容の確認をしない
そういった特徴があるということです。
今まで見てきた世界が絶対!
信じてきた世界を疑わない!
知っていることへの固執!
隠れた超絶依存体質…
がん保険のCMを見て
その背後にある利害関係も考えずに
がん保険に入ろうと思うレベルですね…
保険会社、製薬会社、食品会社、メディア
どんなつながりがあるのかを知ってしまったら
とてもじゃないけど…。
うん、知らぬが仏の世界なんだと思います。
インターネットで3分間調べたら
保険業界の裏側や最新の保険の比較も
できるのに、
大抵の場合
わざわざ検索しようと思わないのです。
面倒くさい、関心がない…
それでいて高い保険料を毎月支払い続ける…
頭わr…
そんな生き方をしているわけですね。
ただ、
これはある意味では仕方ない、
当たり前とも言えます。
なぜならば、
それは私たちが利用している
脳の認識が作用した結果として
起きていることだからです。
・部分情報を認識しただけなのに
全体を理解したつもりになったり…
・過去もこうだったから、
今回もきっと同じだろうと決めつけたり…
それらは脳というフィルターを通したあとの
世界を見ているから生じているわけですね。
・営業マンのことを正直に受けて信じる。
・脳の機能が分からないまま、5感覚で
認識した世界を絶対と思う。
そのような生き方はすべて終了させて
まずは、複数の観点で情報を仕入れるだけでも、
観点の固定が崩れ
バランス感覚が変わると思います。
この記事のテーマである
保険どうこうのレベルを超えて
・自由意志から生まれる新しいライフスタイル
・環境にとらわれない意思決定
確率、構築していきましょう^^
今までのファイナンシャルプランナーには
絶対に踏み込めない領域を理解したうえで、
実生活に活かしていく。
そういったテーマに興味のある方と
繋がれたら嬉しいです★
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