生命保険で買える安心・買えない安心

入院や手術のリスクに備えて医療保険に入ろう

万が一があっても良いように

生命保険を検討しよう


そのように、将来の不測の事態に備えて

医療保険や生命保険を考える方も

多いと思いますので、


今回はそれらをテーマに綴ってまいります。



生命保険は、契約して保険金を受け取るまでに

何十年とかかる可能性のある商品ですので、


場合によっては

親子以上に長い付き合いになるわけですね(驚)


そのような商品の特性があるので、

保険に加入した方(被保険者)が

最期を迎えるまで、

できるだけ安心して契約を続けたいものです。



そこで、

契約した保険会社の経営が安定しているのか

についてはチェックポイントの一つになります。


金融系の企業は安定したイメージを

お持ちの方が多いようですが、


生命保険会社も倒産する可能性も

あるわけですね。悲


ちなみに、

過去に破綻した生命保険会社としては


・日産生命 1997年

・東邦生命 1999年

・千代田生命 2000年

・第百生命 2000年

・協栄生命 2000年

・大正生命 2000年

・東京生命 2001年

・大和生命 2008年


が挙げられ、


いずれも外資系保険会社

契約を引き継いでいます。


ただ、

倒産したからといっても

契約自体がなくなるのではなく、


生命保険契約者保護機構によって

責任準備金の9割は補償はあります。

(詳しくは検索してみてください。)



さて、

ここで読者の方々に考えてみてほしいことは、

「本当の安心とは何なのか」

という点です。


もしそれが、


・お金がある程度あるから安心

・保険の入っているから安心

・保険会社が大手だから安心


といった「条件付きの安心」だとしたら、


その裏側には、


お金がなければ不安!

保険が失効したら不安!

保険会社が倒産したら不安!


という気持ちが隠れていることになりますよね。


お金や保険によって、

不安と安心を行ったり来たりしてしまいます。


それはまさに、著者自身が感じていたものでし

私はいわゆる「保険貧乏」

なっておりました(^-^;


価値があると思い込んだお札保険証券

一喜一憂したりするわけですね。


人間が作ったお金に逆に人間が支配されている…

それが人間の現在地です。



他の例ですと、


車が1台も走っていない道にも関わらず

赤信号だから道路を渡れない歩行者も

人間が作ったモノに縛られている


という点では共通です。


私は銀行(生命保険の代理店)を退職した後で

心のメカニズムを本格的に学びまして、


そのような時を経た今、

「これは一度考えた方が良い」

と思うことがあります。


それは、


・お金でできること、

お金でできないことは何なのか?


・無条件の安心とは

どこにあるのか?


・お金よりも遺族に

のこしたいものは何か?


といった、本質的なことです。


このようなテーマについて

まずは自分で想いを馳せてみたり、

家族や友人で共有する時間が

あってもよいと思うのです。


遺族が欲しいのは本当に保険金なのでしょうか?

お金があれば本当に安心と言えるのでしょうか?



どの保険商品がよいかなど

現実的な話も大事ですが、


その前にやるべきことがあると思い

今回の記事を書きました。


保険でできること保険でできないことの

間にひく1本の境界線


それがより充実したライフプランにつながれば幸いです。



この記事の感想や家計の相談などあれば

LINE@にご連絡いただければと思います。


最後までお読みいただき

ありがとうございました!

お金の不安がなくなる数式「0=∞=1」

安心するための貯金・投資信託・生命保険は すべて無意味! AI(人工知能)が人間の仕事を次々と代替していく中で、心のメカニズムを応用した無意識を整理するスキルと、元銀行員の経験を活かし、お金とAIに負けない人材開発をしております。 《著者の主な実績》 ・ライフプランニング560件 ・金融業界にて10,000人超の問い合わせ対応 ・保有資格:ファイナンシャルプランナー2級ほか

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