※この記事には
私が入行1年目に感じた絶望を
あれこれ書いています。
弱っちかった私のストーリー。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大学卒業後、
とある地方銀行に就職した私は
2010年4月の1か月間の研修を終え、
5月には静岡県のある支店へと
配属となりました。
それまでの人生の中で
限界という限界は特に感じずに
22年間生きてきたのですが、
その時は
「マジでもうムリ!限界!」
と毎日思うようになりました。
なぜかというと
その支店の支店長が
私にとっては最高レベルで
相性が合わない人だったからです。
その一方で、
同じ支店で働いている同期は
支店長と一緒にタバコを吸い
下ネタを交えて楽しそうにしゃべり…
この差は何なのか…。
私から見た支店長は、
・挨拶しても一瞬も目を合わさない
・会議中もガン無視される
・だけど詰めだけはしっかりする♥
・若手を育てる意思が感じられない
私から見たらそんな人間でした。
この差は一体何なんだろうかと
いつも疑問に感じていました。
そして、
その当たりの強さはエスカレートします。
ある日の仕事終わりに、
いつものように詰められている中で、
「お前が選んだ銀行なんだから
詰められたって仕方ねぇよな!」
「これ以上詰めてパワハラって
言われても困るしこれぐらいにしておくか」
とも言われました。
今思えば、
「それは理由になってねぇよ!」
「パワハラか否かをお前が決めるな!」
とツッコミどころ満載ではありますが、
当時の私は上司の言いなりで、
「自分が悪いんだ」という
思考パターンしかしていません。
それだけ言われていても、
自分の接し方に問題があると思い
「報連相」の本を読んでみました。
しかし、その効果はゼロ…
何をしようとイヤなやつはイヤなので、
どんなアプローチも
したくなかったわけですね。
そんな日々を過ごす中で、
7~8月だったでしょうか
その支店長に言われた一言が
とてもキツいものでした。
「お前がいなくても
困らねぇから帰っていいよ」
…。
ドラクエでいう
「つうこんのいちげき」を受けた瞬間です。
入行して様々な経験を重ねた支店長から見たら、
たしかに入行1年目で
右も左も分からない鼻たれ小僧が
いてもいなくても
変わらないかもしれません。
これも今となっては、
「そんなことを言って
もし退職や休職などした場合には、
責任とれるのか?
銀行としての損失だろうが!
少しは考えろ!」
など、
あれこれ思いつくわけですが、
当時はそれを聞いて、
「あぁ、自分はいなくてもいいのか。」
「無意味、無価値なのか。」
と思ったものです。
ほんと弱者でした。
そして、
何のために出勤するのか分からず、
だんだん無気力となっていきました。
その状態でいると
髪の毛や爪が伸びてきたなと思っても、
しばらくは切る気にもなりません。
ある休日に髪を切ろうと思い立ち
美容室に行ったとき、
美容師さんが首に巻くクロスやタオル、
それで絞め殺してくれても構わないと
本気で思っていました。
もしくは交通事故で死んだとしても
誰も恨まない。
無気力とはそういう状態への入口
なのかなと思います。
支店長に対する嫌悪感…
何なんだろうかこの分からず屋は…
もう、殺るしかないのか…⁉
なんて妄想をしたこともあります。
アブナイアブナイ…
そんな関係性が約1年間続き、
転勤をもってほとんど会うことはなくなりました。
でも、
なぜ私がここまで支店長が嫌いだったのでしょうか?
その答えは
家族との関係性にありました。
セッションを受けるとよく分かるのですが、
振り返ると、
支店長のもっている要素は
私の父が持っているそれと
まったくと言っていいほど
同じだったのです!
それが分かっただけで問題解決が
できるというわけではありませんが、
まず入口として
「あ、そうなんだ」
ということだけでも伝わればよいと思っております。
セッションは
無意識を意識化して認識できる
ようにするサービスのことです。
あらゆる人間関係の土台の成り立ち
つまりは認識がどうなっているのかが
分かります。
LINE@から申し込んでくださった場合には
5,000円値引きしますので、
ぜひこの機会に登録をお願いします。
0コメント