フィリピンで感じた、お金と幸せの関係

アジアの国の中で、もっとも貧しい

国の一つであるフィリピン。


日本と比べたら

経済的にも衛生的にも

恵まれてはいないように思えます。


私は大学卒業する前の3月、

社会人2年目の夏


それぞれフィリピンで

ボランティア活動をしてきましたので、


当時を思い出しながら

楽しそうに暮らす現地の人について

つづってみたいと思います。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


現地では、

ストリートチルドレンと遊んだり、

障がい者施設でゲームをしたり、


そしてまた、


ホームステイを通して

普段はできない体験を

することができました。


私がホームステイをした家は、

舗装された道路に面した

細い道を通り抜けて


少し坂を登ったところにありました。


山とまではいかないですが、

ちょっとした丘の上ですね。


それなりに収入があれば

平地に家を建てられますが、


そうでない家庭の場合には、


山を部分的に切り開いたところに

木で家を建てているとのことです。


家というよりは「小屋」と言った方が

イメージが近いかもしれません。


玄関のドアやガラス窓という概念がなく、

風通しが最高なおうちでした。


家の中は人数の割に狭く、

2部屋に5人が川の字に寝て、

寝返りが打てないくらいでした。



私がホームステイ中に

そのおうちのお父さんは、


その期間中は木で作った

細めのベンチで寝ていました。


柵があるわけでもなかったので、

寝返りを打って落ちないかと心配でした。



そのような環境に住んでいる

ということに加えて、


窓から捨てているゴミは蓄積されるし、

子どもたちはカエルやハトを

平気で触っているし、


経済面や衛生面では

良くないなという印象です。



しかし!


フィリピンの人たちは

ご近所さんとの交流が盛んでした。


(隣の家の犬が勝手に入ってくる)


私たちの国にはない循環・交流があり

だからこそ生まれる笑顔があふれていました。

そして

子ども達は元気に外で遊んでいました。


もちろん、人生をより豊かにするうえで

お金も大事な要素なのですが、



その前に、


お金の有無にとらわれない心と

豊かな人間関係


が重要なのだと痛感します。



お金があるから幸せ

という条件が存在した場合、


その裏で「お金がないと不幸」

という概念が付きまとうからです。


そうした場合には、


条件づけられない幸せとは何なのか


が重要となりますね。



ほぼすべての人が

預金残高が多ければ


喜んだり、安心したり、

優越感・達成感を感じたりと


プラスの気持ちに働き、


反対に預金残高が少なければ

自己否定したり、不安になったり、


そこを行ったり来たりしかしておらず、


「お金があればOK、稼げばいい」

という概念ばかりが蔓延している現状が

あるのではないかと思うのです。



お金で満たせる満足は

大体の場合に飽きます。


では、本質的な豊かさ、

本当の幸せとは何なのでしょうか?


あなたの心は何を求めているのでしょうか?


意識で分からないということであれば、

無意識にアクセスする必要があります。



お金の不安がなくなる数式「0=∞=1」

安心するための貯金・投資信託・生命保険は すべて無意味! AI(人工知能)が人間の仕事を次々と代替していく中で、心のメカニズムを応用した無意識を整理するスキルと、元銀行員の経験を活かし、お金とAIに負けない人材開発をしております。 《著者の主な実績》 ・ライフプランニング560件 ・金融業界にて10,000人超の問い合わせ対応 ・保有資格:ファイナンシャルプランナー2級ほか

0コメント

  • 1000 / 1000